ジャズダンスは、ジャズミュージックが誕生後、ジャズミュージックに合わせて踊るダンスとして、アメリカ、ブロードウェイのステージで誕生しました。元々はバレエやタップダンスの動きをベースとしていますが、今では、様々なジャンルの動きが融合し、ロックやポップスなど幅広いジャンルの音楽に合わせて、自在に踊るスタイルに発展しています。また、アーティストMVや、ミュージカル等の多くは、現在でもジャズダンスがベースとなっている事が多く、日本では、劇団四季や、ブロードウェイミュージカルなどショーダンスとしての認識が高いです。

現在はコンペやコンテストなどの機会が増え、キッズでも大人顔負けのテクニックや表現力、アクロバティックな動きを身につけているダンサーが多出しており、レベルの向上が著しいジャンルでもあります。激しいキレキレの動きや、ゆっくり詩的な滑らかな動きなど、感情に合わせた体の動かし方で、様々な音楽とイメージで踊ることが好きなお子様に、おすすめなジャンルです。

ヒップホップのリズム感やパワフルな動き、ジャズダンスのしなやかで、キレのある動きを混合したダンススタイルです。日本では、歌手の安室奈美恵さんや倖田來未さん、海外では、Janet JacksonさんらのMV等でのダンスが有名です。女性らしい動きが特徴でもあり、時にはキレキレにパワフルに、時にはセクシーにクールに幅広く音楽を表現し踊りたい子におすすめのジャンルです。

１９７0年代、シカゴにあった、WERE HOUSE（ウエア―・ハウス）というクラブで、メインDJであったフランキー・ナックルズ氏が、当時流行っていたディスコミュージックや、ソウルミュージックに打ち込み音楽をミックスさせてブレイクしていました。そのDJプレイから生まれた音楽を、クラブの名前のからとって、HOUSE（ハウス）と呼ぶようになったと言われています。HOUSE（ハウス）は、その名の通り、ハウスミュージックに合わせて踊るダンススタイルで、 速いビートで目まぐるしく動き、流れるような素早いステップと、フロアワークが特徴で、人種を超えた色々な人に愛されてきました。そのため、民族舞踊的な動きも多く含まれていて、他のダンスより自由度が高く、個性が光るジャンルでもあります。現在では、ステップやターンを中心に踊る、LOFTING（ロフティング）、上半身を使った前ノリなリズムを強調する、JACKING（ジャッキング）というスタイルなど、より自由度が高く、子供から大人まで様々なMIXスタイルで楽しめるジャンルです。